だけどもそんな百夜とは逆に実に呑気に事を煽るのが時雨ときている。
「蓮華くんもお嬢さんとお知り合いだったんですねえ」
「あれ?時雨さま居たんすか?」
「おまっ…失礼にも程があるだろ」
「あはは、よく言われるので大丈夫ですよ。ただ…影が薄いだけなので」
あ、それ自分で言っちゃう?
自覚あり?
とは、内心思いっきり突っ込んでいたソルトであったが何とか飲み込み音にはせず。
「知り合いっていうか…性的にはリッカより一歩進んだ関係です」
「っざけんな!はっ、お生憎様、俺だって程々に関係突き進めてお前のレコードなんてとっくに超えてんだよっ」
「へえ、じゃあ指の一本や二本は突っ込んで啼かせたわけだ?」
「っ……」
「ぶっは!出来てねえんじゃん!?超目が泳いでるし!」
「だから、そうしようとした寸でで問題発生したからここにいるんだ…ムグッ!?」
「君達、大概にしないと追い出すよ?」
どうにもこの2人が揃うと愉快な論争が勃発してしまうらしい。
再び始まったメンズトークには、言うだけでは無意味だと判断したらしい百夜が2人の口にばってん状にテープを貼り付け黙らせてしまう。
当然、すぐに剥げる代物であるからして、ソルトも蓮華もペリペリと取り除いてしまうのだが流石にアホな会話を繰り出す筈もない。
少なくともソルトの方は。



