暗闇の向こう側

「お前に、死なれたら困るんだけど」

そう言い、俯いている私の顎をクイっとあげる。

「かわいい顔。ずっと俺の側から離さない。
どんな手を使っても。」

神崎君は、水を一口飲むと

私の口を塞いだ。そして口移しで水を飲ませる。

2日間水も飲んでなかった為、スーッと喉が潤う。

自然と身体が水を求める。