暗闇の向こう側

また、ご飯を置いていったけど、食べない。

水も飲んでいない。

正直喉がカラカラだけど、神崎君に対する反抗なのかもしれない。


夜に神崎君が帰ってくる。

そして、すぐに私の部屋にくる。

「また、何も食ってねーのか。死ぬぞ?」

それなら、死んだ方がまだマシだ。

その思いが伝わったのか