暗闇の向こう側

「びっくりした?でも本当だから。」

真剣な目だった。

そうだったんだ。

「ありがと。気持ちは嬉しいけど。
ごめんね。どうしても夫の事が忘れられないの」

そういうと

「まぁ
無理はしなくていいんじゃない?」

優しく言葉をかけてくれる。