暗闇の向こう側

私がそういうと

「そっか。良かった。家行ってもいいかな?」

遠慮気味に言ってくる真美。

「うん。待ってるね」

そういい、電話を切る。


それから、すぐに真美が家に来た。

お葬式以来の1ヶ月ぶり。