恋するリゾート







   つぐみが 食堂にはいってくる 

   信達のテーブルの横を

   通り過ぎようとしたとき



   まゆみが つぐみを見つけ

   つぐみのもとに走り寄ってきた

   
   「ちょっと つぐみ ゆう君と

    うまくいっちゃったの???

    朝帰りなんて//////」

    まゆみが つぐみのわき腹を肘でつっく



    つぐみは ????と思いながら 

    昨日ゆう君たちと飲んでいたことを

    思い出していた。

  
  ( ゆう君たちとの飲み会のことなんて

   すっかり忘れてたよ・・・・・)


   すずは 曖昧に笑いながら 


   まゆみの朝食のあるテーブルに座ろうと


   歩き出そうとした時


   「 つぐみ !!!」 

   ゆうが食堂の入り口から

   つぐみを呼び止めた


    「ゆう君 どうしてここに?」


    「 つぐみ 昨日どうしたの?

      突然居なくなるから心配したんだよ

       具合でも 悪くなったの?」

     心配そうに つぐみの顔を覗き込む

  
     それを見ていた 信手が 思わず

     つぐみを 引き寄せる

 
     このゆうの発言と信の行動に

     すずやまゆみ の視線が 

     信やつぐみに集まりだす

     「・・・・・・」

    恥ずかしそうに

    うつむく つぐみに

   「そういうこと?付属の時に噂あったけど

    俺達 朝一番のバスで帰るから

    どうしたのか気になって

    ホテルの人に ここ聞いたんだ! 

    でも 心配して損した

    つぐみ 帰ったら連絡してって

    隣の人  怖くて 連絡できないか」

    からかうように ゆうが言うと

   「あ・・・・・うん・・・またね」

    つぐみが 苦笑いで

   信を横目に見ながら 言う


  「じゃ いくよ もうそろそろ 


   バスの時間だから」


  手を振りながら

  嵐のように去っていく

  ゆうをつぐみは恨めしそうに見ていた


  ( もう 地雷落としまくって

   みんなの好奇の目の中に

   おいていかないでよ~)


   「どういうこと?????」

   まゆみが ニコニコと聞いてくる


   「まさかと思うけど・・・・・」

    すずの 嫉妬にかられた目がいたい


   
    「シン やること早いな・・・」

    「一夜か???」

     ウキウキした表情で遥斗が言うと

    
    「あんたは 黙ってて」と 

    優子が遥斗に 肘鉄をくらわす


    「良かったね。 」

     のんきな表情で樹がニコニコと

     信に声をかける

     ( これ シンの両親の罠だよね・・・・・)

     心の中でこんなことを思いながら

 


  みんなの視線に耐え切れなくなった 信は


  「 あ~ 俺達 やり直す事にしたんだ」 と 

   つぐみの肩を抱き寄せる


  全員が 二人の結末に唖然としているなか

  

  「あたしの夏休みとホテル代返してよ!!!!」   

   すずが叫び


  「勝手に シンの事 

   追いかけてきたの あんただから」

  肩をぽんぽんと叩き

   優子は すずをさとすように

  「女は 引き際が 大切よ」と

   肩を抱き寄せ 

   うなだれるすずの頭をなでながら

   信とつぐみの幸せそうな様子を見ていた  








                                          ~おわり~