高校2年の冬・・・・・・・






    父のレストランが

    人気店になり 連日満員御礼で

    予約を取りずらい店になると

    父が 昔一緒に修業した仲間が

    共同経営で 店舗を拡大しようと

    持ち掛けてきた

    父は はじめは渋っていたものの

    言いくるめられ 


突然 2店舗増やし

    はじめこそ 

上手くいっていたものの

    君は 本店を守ってくれればいい

    経営は 私が という

    共同経営者に 

    まんまとはめられ

    父が 見回りに来る日以外の日の

    食材は 格安のものを

    仕入れたりするうちに

    値段 高くて 

    予約取れないのに

    たして美味しくないと・・

    という評判がたちはじめ

    そんな評判は すぐに広まり

    急成長で 拡大した店舗の

    借り入れが 苦しく

    経営が傾いていた上に

    信じていた共同経営者の

    持ち逃げで 倒産

    思い余って 命を絶とうとした

    父親を 母と暮らせばつぐみは

    必死に説得し

    少しずつでも 家族で借金は

    返していこうと誓い

    誰にも告げず 

    一家は 夜逃げした。