私が中学三年生のはじめ
あの事件は、起きた。
父が一線を超えてしまった事件。
その事件は、すぐさま学校に広まり
次の日からいじめが始まった。
最初は、バスケ部内の小さな嫌がらせ
だった。ボールのパスが欲しくて
声をあげても、もらえない。
要するに集団無視。
そんくらい私は耐えられる。








しかし、いじめはエスカレートして
ついには、先生までいじめに加わった
ぐらいだ。

先生「災難だな〜!
自分の両親が、あんなんになってさ!
先生の事だと思うと生きてられないな!」

遠回しにに軽く死ねって言われていた。









そんな事があって、あの中学の
子達から、離れるように
遠い私立高校に行ったのに
変わらない。










母を殺した父は、事件当時
母がいないから、代わりに
お前に母さんの分の痛み、味わってね。
なんて言われて、殴られる。
あの時には、もう痛みも感じなくなって
いて、その分、朝がかなり痛かった。
それは、今も同じ。








私が救われる事なんかない。
人と関わっても、またいじめられて
の繰り返し。















ヒトヲシンジテワイケナイ。