「桜ちゃんが不幸だっても思うなら

俺が幸せで包み込んでみせるから。

嫌なこと考えられないくらい笑顔にしてみせるから。

俺にその機会をくれませんか。

お付き合いさせてくれませんか」


彼の言葉一つ一つに心が動かされる。


明日どうなるかなんて

次の1秒に何のキセキがあるかなんてわからない。


だから今を全力で生きる。


彼の言葉に自然と動かされていた。


「よろしくお願いします」


彼が私に触れる時

その瞬間が一番の幸せへと変わるんだ。



Fin…