『太陽くんなら受け止めてくれるよ』


ちぃのあの時の言葉が頭をよぎる。


彼なら大丈夫だろうか。


こんな捻くれた私を照らしてくれるんだろうか。


「不幸だと思うなら千咲ちゃんは隣にいない。

俺は桜ちゃんといるといつも幸せだったよ?」


過去にばかり目を向けて

未来なんて怖くて見れなかった。


そんな私を無理やり未来へ引っ張っていく彼。