最低限の荷物をまとめて、私は家を出た
とは言っても行く場所がない
「どうしよ」
そんな時
「ねぇねぇ君、何してるの?」
振り向くと顔の整ったイケメンが立っていた
「えっ?」
「だから何してんのって聞いてんの」
「何しててもいいじゃないですか、ってか、あの誰ですか」
「言い忘れてたね、僕の名前は
鏑木秀(カブラギシュウ)」


この瞬間私の人生に光がさした