運命の恋~もしもあの時・・~

「ハハッ、嫉妬してる!僕だって久々の香織さんなんだから許して下さいよ~!またすぐ海外行かされるし、そしたら独り占めでしょ?僕だって寂しいんですよ」

って泣きまねを始めた。
そんな2人のやりとりが可笑しくて私は隣で笑ってた。
こんな風に皆が笑えればいいのになぁ。

「正直、弘人が来ること考えたらこの組み合わせが一番無難ですよ!香織さん人気者だから取り合いになりますしね。」

いたずらっ子な可愛い笑顔で夏川くんはそう言ってくれてるけど私の心の中は複雑だ。
きっと夏川くんの心の中はもっと…

「そうやって夏川は美味しいところを持っていくんだよなぁ。まぁ今夜は独り占めできるし、今だけ我慢するよ。」

ニヤニヤと稗田さんも冗談っぽくそんな事をさらっと言う!

「そうですよ!僕のおかげですからね!香織さんの指輪に気づかなかったら今頃社長はまだドロドロのままですから!お給料あげてください。」

そんな冗談を言い合って3人で笑っていると30分ほど遅れて田邉さんも到着した。