ある日姫夢はいつも通り生徒会の業務を終え、1人帰ろうとしていたその時……
『姫夢って調子に乗ってるよねぇ〜』
『わかる〜!!なんか、せんせぇ〜にも頼りにされてるしセンパイにも気に入られてるからって調子に乗りすぎ〜』
そんなクラスメイトの声が聞こえ教室から出ようとした手の動きを止めた。
(っ…私そんな風に見られてたんだ……やっぱり私には向いてないのかな…)
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姫夢は高校に入ってから積極的にリーダーや委員長といった、誰もがやりたくないであろう仕事と言う仕事を引き受けていたのだ。
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そんな事を考えながら声が聞こえなくなるのを待ち、1人帰って行くのであった。
(ここで冒頭と繋がる)
