筆に込められたラブレター

勇斗side

俺は知り合いの先輩に頼まれて荷物を運んできた

「先輩、持ってきましたよ」

俺は荷物をおろすと聞き覚えのある声が聞こえてきた

「勇斗」

「莉奈か」

俺はこの書道サークルに入ることを決めた、もちろん莉奈が入部したからだ

夏休みに学祭で出展する課題が部長から出される

俺は部屋で考えて考えてたどりついたのは莉奈への手紙だった

莉奈に承諾を得て莉奈の家へ行く

莉奈の家はお母さんが書道教室をしている

昔からお母さんには俺の莉奈に対する気持ちはバレていた……と思う

つい、莉奈のほうを見てしまうのだ

スイミングの曜日を時々振替たり莉奈と会うのは週一回か二回だったが楽しかった

それなのに俺の両親からは中学受験をしてみないかと提案され受けることを決めたのだがまさかバドミントンを辞めさせられるとは思わなかった

俺は莉奈に会えなくなり中学受験も失敗、それきり会うことはなかったがまさかの大学での再会……

俺は家で書いた手紙を渡す

莉奈はどう答えてくれるだろうか