「勇斗、服全部乾燥機にかけていい?」

シャワーを浴びてる勇斗に声をかける

「えっ」

ドアが開く

「何?」

「服乾燥機あるからかけてもいい?って聞いたの」

「ああ、うんお願い」

しばらくすると勇斗から呼ばれた

「莉奈、俺の下着は?」

「一緒に回したよ」

勇斗は真っ赤になった

「パンツは置いてるかと思ってた、ちょっと待って莉奈も?」

「当たり前じゃん、下着までびしょびしょになったのに」

「マジか」

「何よ見えないからいいでしょ」

私はベッドでゴロゴロして携帯を見る

勇斗はベッドに座っていた

「今日雨っていってたっけ?」

「ちゃんと天気は見てきたんだけどなバイクで出掛けるから……ごめんな」

「別に勇斗が謝ることじゃないし、いいよ」

「何か頼む?」

「んー高いからいいよ」

「飲み物でも」

「じゃあはい、これメニューみたいよ、私はお水でいいよ」

勇斗はメニューを見て固まっていた

「莉奈はこれみたの?」

「見たよ、勇斗がシャワーしてる時に」

「恥ずかしい」

「それは仕方ないじゃん、一緒になってるメニューなんだから」