『再会』筆に込められたラブレター

「どういうこと?」

「私ね高校の時に同じバド部の子と付き合ってたの」

「過去形?」

「まあ、そうねこの間別れたんだ~、卒業してから……県外の大学に行っちゃってね、お互い嫌いで別れた訳じゃないんだよね、彼はやりたいことがあってその大学にいったんだよね、その為に院に行くことも考えててね、そうなると親に負担かかるからバイトもしなくちゃいけないし卒業して就職してってなるとその期間私を縛ることはできないって……一度別れようって」

「そっか」

「まだこんな気持ちのまま勇斗と付き合うのは勇斗に悪い……だから今はごめんなさい……」

莉奈は頭を下げた

「謝らなくていいよ、俺にもまだチャンスはあるんだろ?一緒に遊んだりしてもいいんだから俺莉奈に振り向いてもらうように頑張るし……もう後悔したくない」

「後悔?」

「莉奈のこと初恋だった、中学受験を承諾したのはいいけどバドミントンをやめさせられるとは思ってなかったんだ、それで莉奈に会えなくなってショックだった、小学生の俺には親の言うとおりにするしかできなかった……でもまた再会してはっきり言える」

勇斗はゆっくり息を吸った

「莉奈のことが好き」

「勇斗……」