「結構今、腹減って死にそう」
「嫌です。早く帰って食べてください。
私の復讐心が戻る前に」
今日も私の完敗だ。
それなのに長くここに居座られたら、さすがの私も黙っていられない。
「戻っていいから食べさせて」
突然の甘える声を出したかと思うと、そっと私を抱き寄せる彼。
普段とのギャップに、不覚にもドキッとしてしまう自分が悔しい。
「一人暮らしでもしてるの?」
「いや、してねぇけど……お前の手料理が食べたい」
それだけ言ったかと思うと、私を抱きしめながら背中を人差し指でなぞってくる。
今日はもう体が敏感になっているため、それだけでも声が漏れてビクビク反応してしまう。
「わ、かったから……」
このままではまた求めてしまう。
それが怖くて仕方なく作ってやることにした。
なるべく早く帰ってほしいけれど、体が敏感の今、彼に逆らうことは難しい。
「もー、あんたのせいで制服がしわくちゃ」
途中まで本当に制服を着た状態で抱いてきた彼。
結果制服はシワだらけ。
シャツは替えがあるからいいとして、問題はスカートだ。



