「今、涼雅は…?」
「神田様が気絶させ、家で眠っている状態です。ですがいつ起きるかわからないので、神田様が見張っております」
そのため死なせることはないと、はっきり言い切った宮木さん。
それでも───
一体何があったのか。
涼雅はどのような心境なのか。
聞かなければ、このことは何も解決しないと思った。
一刻も早く涼雅の様子を見たくて、それ以上口を開くことはやめた。
祐樹も宮木さんの話に言葉を失っているようだった。
───ああ、忘れていた。
涼雅は心の弱い人だった。
すぐ折れてしまいそうな、繊細な心の持ち主。
きっと今回も、精神的にやられての行動だろうと。
涼雅に会ったらなんて言おう。
『バカじゃないの』って、罵ってやろうか。
同情を嫌う涼雅のことだ、傷ついた心に寄り添われることをひどく不快に思うかもしれない。
それならまずは私の思いをぶつけよう。
私には涼雅が必要だと。
生きる意味がないのなら、私のために生きてと───



