メイクをすれば私だって大人に魅せることができるため、他の女たちを追っ払える可能性もゼロではない。
「え…!それって今度のパーティーのこと!?」
けれど強制参加と言われて、すんなり受け入れるタチではないため。
少し粘ろうと思ったら未央ちゃんが嬉しそうな声を上げた。
「そうだよ、未央も参加するパーティー」
「やった…!静音ちゃん、私も参加するんだ」
神田の言葉を聞き、嬉しそうに笑う未央ちゃん。
これはずるい。
こんな嬉しそうな顔をされたら断ることも、断るそぶりもできない。
「てことで決まりな」
私が断れないことを悟ったからだろう。
雪夜が満足そうに笑ってきた。
「……っ、行けばいいんでしょ行けば」
「ああ」
結局私に拒否権などというものは存在しないのだ。
「良かった、御園さんも参加してくれるんだね」
私がパーティーに参加する意思を見せたからだろう、神田が私の名前を出して安心した様子で。
少しビクッとしながらも、何か意図があるような気がして恐る恐る彼のほうを向く。



