目が合った途端、雪夜は一瞬目を見張ったかと思うと私を自分の元へ引き寄せ抱きしめてきた。
そして雪夜もベッドへ横になる。
「雪夜…っ」
ちょうど良かった。
恥ずかしかったから、今度は雪夜の胸元に顔を埋める。
「お前、熱いな」
「雪夜のせい」
「でも暖めて欲しかったんだろ?」
「……だからこんなことしたの?」
もしそうなら少しだけ残念に思うのは気のせいだろうか。
多分投げやりになったと捉えてしまうからだろう。
そのため認めてしくなかった。
「違う」
そんな雪夜から出た言葉は否定のもので。
少しその次を期待してしまう自分がいた。
「お前がどっかいかねぇよう体に覚えこませてる」
「……っ」
期待通りといえば期待通りだったけれど、少し変態な発言。
「俺以外の男にも感じやがって」
ふと落ち着いていた雰囲気から不機嫌なオーラへと変わる雪夜。
本来なら面倒くさいはずなのに、嬉しくて思わず頬が緩んでしまう。



