大好きだったピアノ。
追いかけ続けていた、プロになるという夢。

その全てを失った私には、「明日」さえもなかった。
つらくて悲しい「今日」の繰り返し。

どうせなら全て失ってしまいたかった。

傷を抱えた私を見つけてくれたのは、キミだった。

明日まではキミの隣にいても、
明日まではキミを好きでもいいですか?

___きっと私に明日はないけれど。