その時。
マントの下でサラサラという砂が流れるような音とともに、カーラの体が徐々に黒色に染まっていった。
黒色に染まった体は灰となり、宙へ舞う。
瞬く間に。
マントの下のカーラは、灰と化した。
デュオはそれを見届けると、ユラリ、と立ち上がった。
空しく床に伏せられたマントを見下ろし、つぶやく。
「この償いは、必ずオズワルドに…」
振り向き、手から流れる血も構わずにこちらへ向かってくるデュオにわたしは駆け寄った。
「デュオ、これを」
持っていたハンカチでデュオの手をきつく縛る。
「カレン、大丈夫だ、じきに止まる」
「気休めでもいいからしてて。わたしが心配なの」
「…ありがとう」
その光景を見ていたルドルフが近づき一礼する。
「デュオ様、お見事でした。次は私にお任せください」
「デュオ様!次は僕も絶対に加勢いたします!」
ブルースが意気揚々とルドルフの横で叫ぶ。
「ああ。頼むぞ、ルドルフ、ブルース」
そう言ったデュオが苦しげに吐息をもらし、眉根を寄せた。
「デュオ!どうしたの!?」
デュオはゆっくりと呼吸を整えるように息をし、わたしを見た。
「なんでもない、カレン。時間がない。先を急ぐぞ」
そう言うと、もう一度2階への階段を上がり始めた。
わたしたちもそれに続く。
デュオ………やっぱり体がつらいんだ。
心配そうにデュオを見つめるわたしの肩を後ろからシエルがポンと叩く。
振り向くと、シエルは心配ない、というような笑顔でわたしを見つめていた。
「僕がいるから」
そう言って頷いた。
マントの下でサラサラという砂が流れるような音とともに、カーラの体が徐々に黒色に染まっていった。
黒色に染まった体は灰となり、宙へ舞う。
瞬く間に。
マントの下のカーラは、灰と化した。
デュオはそれを見届けると、ユラリ、と立ち上がった。
空しく床に伏せられたマントを見下ろし、つぶやく。
「この償いは、必ずオズワルドに…」
振り向き、手から流れる血も構わずにこちらへ向かってくるデュオにわたしは駆け寄った。
「デュオ、これを」
持っていたハンカチでデュオの手をきつく縛る。
「カレン、大丈夫だ、じきに止まる」
「気休めでもいいからしてて。わたしが心配なの」
「…ありがとう」
その光景を見ていたルドルフが近づき一礼する。
「デュオ様、お見事でした。次は私にお任せください」
「デュオ様!次は僕も絶対に加勢いたします!」
ブルースが意気揚々とルドルフの横で叫ぶ。
「ああ。頼むぞ、ルドルフ、ブルース」
そう言ったデュオが苦しげに吐息をもらし、眉根を寄せた。
「デュオ!どうしたの!?」
デュオはゆっくりと呼吸を整えるように息をし、わたしを見た。
「なんでもない、カレン。時間がない。先を急ぐぞ」
そう言うと、もう一度2階への階段を上がり始めた。
わたしたちもそれに続く。
デュオ………やっぱり体がつらいんだ。
心配そうにデュオを見つめるわたしの肩を後ろからシエルがポンと叩く。
振り向くと、シエルは心配ない、というような笑顔でわたしを見つめていた。
「僕がいるから」
そう言って頷いた。


