パン!と鋭い音が響くと、ルシアはベッドの上に転がった。
「ルシア…!?」
飛び起きたわたしの目の前に。
片手を斜め前に突き出してルシアをバイオレットの瞳で鋭く見下ろしているデュオが、いた。
「デュオ!!」
デュオはわたしを抱き起こすと、引き裂かれた胸元を直した。
「お…兄さ、ま…」
ルシアはその左の頬を片手で押さえるように包んでいた。
デュオが、ルシアの頬を打つなんて…!
「ルシア、悪ふざけが過ぎるな」
ルシアは頬を押さえながら唇をぎゅっとかみ締める。
「お…兄様は…その方をどうされるおつもりですか?人間とヴァンパイアの血が見事に混ざり合ったその血は危険ですわ。本来、相容れることのない人間とヴァンパイアの血。純血の血を護ってきたわたくしたちヴァンパイアの歴史をも覆す……そんな危険で不吉な存在であることは、お兄様もわかっていらっしゃるでしょう?」
ルシアはそう言って立ち上がり、ぐいっとデュオの胸を両手で掴んで引き寄せると、
その唇にキスをした……。
デュオは抵抗する様子もなく瞳を薄く開いたまま、立ち尽くす。
わたしはその光景をまっすぐに見ることができずに、瞳を伏せ下を向いた。
デュオ……!!
そしてしばらくして。
ルシアは自分から唇を離すと、唇を震わせながらつぶやいた。
「なぜ…わたくしを受け入れてくださらなくなったのですか?最近はわたくしの体を全く愛してくださらなくなった。血を飲むだけ……。お兄様の体はエクスタシーを欲しているのに…このままではお兄様は壊れてしまうわ!」
「ルシア…!?」
飛び起きたわたしの目の前に。
片手を斜め前に突き出してルシアをバイオレットの瞳で鋭く見下ろしているデュオが、いた。
「デュオ!!」
デュオはわたしを抱き起こすと、引き裂かれた胸元を直した。
「お…兄さ、ま…」
ルシアはその左の頬を片手で押さえるように包んでいた。
デュオが、ルシアの頬を打つなんて…!
「ルシア、悪ふざけが過ぎるな」
ルシアは頬を押さえながら唇をぎゅっとかみ締める。
「お…兄様は…その方をどうされるおつもりですか?人間とヴァンパイアの血が見事に混ざり合ったその血は危険ですわ。本来、相容れることのない人間とヴァンパイアの血。純血の血を護ってきたわたくしたちヴァンパイアの歴史をも覆す……そんな危険で不吉な存在であることは、お兄様もわかっていらっしゃるでしょう?」
ルシアはそう言って立ち上がり、ぐいっとデュオの胸を両手で掴んで引き寄せると、
その唇にキスをした……。
デュオは抵抗する様子もなく瞳を薄く開いたまま、立ち尽くす。
わたしはその光景をまっすぐに見ることができずに、瞳を伏せ下を向いた。
デュオ……!!
そしてしばらくして。
ルシアは自分から唇を離すと、唇を震わせながらつぶやいた。
「なぜ…わたくしを受け入れてくださらなくなったのですか?最近はわたくしの体を全く愛してくださらなくなった。血を飲むだけ……。お兄様の体はエクスタシーを欲しているのに…このままではお兄様は壊れてしまうわ!」


