エレベーターは透明で、満月の輝く夜空が上昇していくわたしの瞳にいつまでも映り続ける。
わたしは、5階から35階まで上るわずかな時間でも、二人きりでいられるのだと。
その一瞬に全ての想いを込めてデュオを見つめていた。
もう少しでエレベーターが最上階へと届く頃。
デュオは満月の光にその頬をミステリアスに染めながら、
「…まだ、私が好きか?」
と、囁いた。
………トクン…。
わたしの心は……彼に捕らわれてしまった―――!
わたしは頬が真っ赤に染まっていくのを感じながら、
「…好き……!」
と言ってすぐに恥ずかしさのあまりに瞳をぎゅっと閉じた。
少しの沈黙ののち。
わたしは、彼が初めてそう呼んでくれるのを瞳を閉じたまま聞いていた。
「カレン」
「!?」
その瞬間、わたしの唇は、
―――彼に捕らわれていた…………。
わたしは、5階から35階まで上るわずかな時間でも、二人きりでいられるのだと。
その一瞬に全ての想いを込めてデュオを見つめていた。
もう少しでエレベーターが最上階へと届く頃。
デュオは満月の光にその頬をミステリアスに染めながら、
「…まだ、私が好きか?」
と、囁いた。
………トクン…。
わたしの心は……彼に捕らわれてしまった―――!
わたしは頬が真っ赤に染まっていくのを感じながら、
「…好き……!」
と言ってすぐに恥ずかしさのあまりに瞳をぎゅっと閉じた。
少しの沈黙ののち。
わたしは、彼が初めてそう呼んでくれるのを瞳を閉じたまま聞いていた。
「カレン」
「!?」
その瞬間、わたしの唇は、
―――彼に捕らわれていた…………。


