眩しい光が広がる

「おはよう、雪」

目を覚ますとニカッと笑う幼なじみの陽ちゃんがいた

「おはよう陽ちゃん」

陽ちゃんが起こしてくれるのがいつの間にか当たり前

になっていた

急いでパンを口に含んで牛乳を飲む

待たせているから申し訳なく思い準備をする

今日から高校生なので足を弾ませながら玄関へ行く

「遅いぞ」