ごめんね。こんな事になるなら。君を悲しませるなら、

最初からOKしなきゃ良かったね。私のわがままに付き合ってくれて

ありがとう

「本当だよ。」

「嘘だろ...なんで?」

「お互い中学生になるから最初からまた始めよ!?」

こんなの嘘だ。綺麗事だ!

最初から何も始まってなかったんだよ。

「... 」

「翔ごめんね。」

どうしよう。このままここに居たら翔の顔みてたら泣きそうだ!

でも、私が泣いたところで何も変わらない。変わるはずがない。

これを無かったことにもできないもの。

「春菜!こんな日に冗談きついよ」

なんで!?なんで冗談だと思うの?これ以上言う君を傷つけるよ!君を傷つけないといけない?

神様!なんで!?

「春菜!」

...ごめんね翔私は今から君を傷つけるよ!そして私を嫌いになってね

「翔!あのね。私もう翔の事が好きじゃないの!だから、別れて欲しいの。」

あーぁ泣きそうだ!もうこの場には居れないよ。

「バイバイ!翔」

ごめんね翔