恋は盲目〜元姫は失明者〜


私は下に伸びた男達に話かける


凛「...まぁ、話せないか」


そのままスタスタと歩いていく私


「...黒狗」


...背後から呟かれた異名には気づかずに



凛「あー、やっぱ学校までは遠いなぁ」


次からは送ってもらお




ガラガラ


真琴「遅かったじゃねーか」


凛「ごめんごめん〜」


真琴「まぁいいや、寮行くぞ〜」


凛「はーい」







真琴「ここだ」


凛「思ったんだけどこの学園無駄に広いよねぇ」


真琴「ああ...まぁ頑張ってくれ」


凛「なんか疲れてる?鍵もらったしもういいよ?」


真琴「あ、そうか?悪いな」


そう言って真琴は私の頭を撫でて去っていった


凛「...とりあえず中入るか」


ピ...ガチャ


凛「カードロック式とか最新だよなぁ」


しかもこの感じ結構広いと見た


凛「ま、見えないから関係ないんだけど」


あーあ、疲れたなぁ


凛「もう寝よっかな」


ピンポーン





凛「誰?」


ガチャ


樹「おう」


凛「...あぁ、樹くんか」


樹「樹でいい」


凛「で?なに?樹」