俺のユニフォームを着た加藤が、医局に顔を出した。

「すいません、シャワーも着替えも借りてしまって。ありがとうございます。お洗濯してお返ししますね」

サイズが、ぴったりって・・・

ちょっと、ショックを受ける俺。



「あれ、綾ちゃん、いつから転職したの?」

山形が茶化してきた。

「斎藤さんが嘔吐しちゃって・・・かかっちゃったんですよ。宮野先生が貸してくれて。」

「宮野の?サイズピッタリじゃん(笑)」

「言わないでください。私も、サイズぴったりでショック受けてたところです」



ショックなんだ・・・

だよな。やっぱり、俺じゃダメだよな・・・