放課後の裏庭。 俺の目の前には愛しい彼女の姿。 「何、話って。」 その声が愛しい。 抱き締めたい。 そんな衝動にかられたが、僅かな理性で何とかそれを押さえ込む。 もう、引き返すことはできない。 俺はもう、決めたんだ… 「すず。」 「ん?」 決めたんだ… 「……別れよ。」 終わりにするって。