こんな恋の話【短編集】






私は潤クンが大好きだから…


潤クンと離れるのをいつまでも惜しんでる。


まだイヤだ。


後少しだけ…って。


情けないね、私…


もう、時間なんてないのに…











まだ少し冷たい風が通り過ぎて…


咲きかけの蕾はザワザワと揺れた――












――ねぇ、覚えてる?


あの約束を、あなたは覚えてる…?