「おおーっ!今日の星座占い、双子座が一位だ!」


なんて、朝の民放テレビの占いで一喜一憂してるあたり、私はまだ子供なんだと思う。


周囲からのイメージは、「しっかりしてるね」とか「大人っぽいね」とか「真面目だね」とか。

そんなことない。
私だって、人並みに…もしかしたらそれ以上にはしゃぐし、すぐ何かやらかしちゃうようなドジだし、そんな偏見はさっさと皆さんに捨てていただきたい。

今だって、星座占いを見て嬉しくなっちゃうし。


「どうしたの。あんた別に、双子座じゃないでしょ」
「んー、なんでもない!」


お母さんの言う通り、私は別に双子座ではない。
それでも嬉しくなるのは、私の好きな人が双子座だからだ。