っていうか、伊織くんって 私の家知らないよね。 このまま連絡無視したら 来ないんじゃない? さっきのももしかしたら 周りに人がいたから 演技で言ったのかも。 うん、そうだ。 そうに違いない。 私は部屋を出て ダイニングテーブルにスマホを置き 台所に入った。 冷蔵庫を開け、 お兄ちゃんが用意してくれた 朝ごはんを見る。 スクランブルエッグと トマトのサラダと チキンライスのワンプレート。 それから切ったオレンジがある。