ガラガラ…

カーテンを開ける

魔理沙は寝ていた

本当に危なかった

あと少し霊夢が魔理沙を見つけるのが遅かったら
魔理沙は死んでいたかもしれない

思っていなかった。こんな事になるなんて

魔理沙には伝えていた

あと少ししか生きれないこと

いつ死んでもおかしくないこと

でも、魔理沙は

「そっか…」

って…笑っていた

正確には、笑いながら泣いていたの方が正しいのかもしれない

その後、誰にも言わないでって貴女はいった

でも、すぐにバレてしまった

紅魔館に行ったときに倒れてしまったのだ

その時も危なかった

本当に…

レミリアも、咲夜も、フランもみんな、魔理沙を心配していた

でも、霊夢だけ知らなかった

いや、言えなかった

魔理沙はどうも、霊夢には言いたくないらしい

いつかはバレる。

そう言って説得したけど、無駄だった

貴女の決意はかたかった