総長様に溺愛されてます。

昨日、荷物をまとめ終わったリュックサックとスマホをもって部屋を出る。


この時間は住み込みのお手伝いさん以外帰っているはずだから割と簡単に脱出できるはず。


部屋を出て廊下の角を曲がった瞬間。


「わっ」


誰かとぶつかってしまった。
見上げるとそこには私が生まれる前からママの専属執事をしている柏木さん。


「大変申し訳ありません、柚羽お嬢様。わたくしの不注意で……」