驚いた。
小雪が、そんなことを思っているなんて……。





正直、小雪の心臓は限界に近い状態だ。
さすがに小雪でもわかるか…。
よし、言おう













春葵「あぁ、ホントの事言うな?
…お前の感じている通り、お前の心臓は
限界に近い。何もしなければ、2ヶ月
ってとこだ。







……でもな?小雪。お前が病気である
ことを知っても、雪華の奴は離れて
行かなかったろ?
お前が全国no,1に導いた仲間を置いて
いけないだろ?





俺は、小雪の兄で、医者だ。
お前を治す手助けが出来る。


















…………だから、一緒に頑張らないか?」










そう言うと、糸を切ったかのように、
小雪がないた。……余程辛かったのだろう。













小雪「……お兄ちゃん……私、頑張るから」





そう言って、疲れたのか、直ぐに
寝息をたてて寝てしまった。















…………頑張ろうな、小雪……。

















春葵side end












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