はぁ〜入学式が始まってから校長の話長すぎ!
他の生徒も姿勢正しくちゃんと嫌な顔して聞いてないけど心の声では
(あのおじさん話長すぎて眠い)
(あのジジイずっと同じ話してんぞてか頭はげててピカピカとか絵に書いたような校長だな)
なんて言ってるし校長にかんしては
「え〜新入生のみなさんこれからは勉学に励み、、、」
(今回の新入生は嫌な顔していないもっと話してもいいな)
なんて思っちゃってるしみんな表向きだけちゃんとするからこんなに長いんだ「はぁ〜」
あれから約20分のスピーチが終わり教室に来てみんな自由にしているにしてもみんな心の声がでかすぎる私は耐えきれずヘッドホンをしていたするとトントンん?だれだろ後ろを向くと3人の男子生徒がいた
「なに?」
「今日入学式でスピーチしてたよね?
すごいね!ここ進学校だから入試一位なんて」
(はぁカワイイカワイイカワイイしかもいい匂い彼女にしたいなぁ〜)
「是非2人きりで話がききたいな」
(僕みたいなイケメンの誘い断るはずない)
はぁ心の声キモいし性格もキモそう
「ごめんねお誘いは嬉しいけど一人で誘いにも来れない人お断りよ」すごく冷たい言い方で断ってやったら自称イケメンは絶句そしてトドメの一発
「それからこんりんざい私に話掛けないでね
あなたみたいな裏表がありそうな人苦手なの」
はぁこれでプライド傷つけてやったしもう大丈夫でしょと思っていたら自称イケメンが逆ギレして
「誰がお前みたいなブス相手にするか
こっちがお前みたいなブスせっかく誘ってやったのに生意気な奴が!!」
こういうことは本心で言えるんだとか考えてたら自称イケメンの拳が振り上がっていた
ヤバっ!殴られるギュッと目をつぶってすぐくるだろう衝撃に身構えていただか少したっても衝撃は来ないので目を開けると一人の男が私の前に立ち自称イケメンの拳を止めていた
これが冴島陽斗(さえじま はると)との出会いだったこの時の私はこの出会いが私の人生を変えるとは思っていなかった