「はい、どーぞ」


私の目の前に渡されるお弁当。


「え?私の?」


「うん。うちの学校お弁当なんだ。
知らないと思って作ってきた。」


嘘…このお弁当手作り!?


そこらへんの定食屋さんより美味しそうな


おかずがズラリと並ぶお弁当。


「いただきまーす!うん!
やっぱ祐の、弁当は最高!」


俊さんは黙々と食べ進める。


「いただきます…え、美味し!」


「フフッ良かった。」