先生。

「わかんない。えーっと…もう放課後
だからなぁ…ちょっと行ってくるね」



自分の腕時計を見て放課後だ、と言った。



もうそんな時間?



なんて、思ったけど保健室に来たの



6時間目の前だし確かにね。



私の頭をそっと抱え、腕枕を外す。



「あ、せんせ…腕。
スーツ着なきゃ」



立ち上がった先生の腕には私の涙で



一部分が濡れていた。



「あ、本当だ。よし、開けてくるね」