目を開くと私は空に浮いていた。

えっ、もう生まれ変わったの?はや!!


そんなわけはなく、私は優里だということにしばらくして気がついた。


最初は戸惑ったけど、きっと、成仏できなかったのかもしれない。

生前の記憶を辿ってみる。私は、最後に泣いてた?あれ、なんで涙が溢れたんだっけ?



とりあえず、手がかりを探すために、自分探しの旅に行くことにした。