『あぁ、この匂い落ち着く』
首筋に顔を埋めて圭奈の匂いを堪能していると、圭奈が身じろぎする。
逃げられないように肩に手を回しつつ、もう片方の手を下にずらして行く。
ワザとゆっくりと背中をなぞり、括(くび)れた腰を摩るとビクリと体が震え甘い声が漏れる。
更に下に移動させ、うち腿の敏感な部分を摩ると切ない声に変わる。
その声を聞くだけで理性が飛びそうになる。
「郁哉・・ダメ・・よ。疲れて・・いる・・ん・・だから」
絶え絶えに、一生懸命自分を労わる言葉を紡ぐその声に遂に理性が飛んでしまった。
圭奈の首筋に歯を立てた後、強く吸い上げると、驚きと共に喉を逸らした。
上下を一瞬で反転させ、形の良い唇を貪る様に奪い、苦しそうに開いた口から、口内に舌を滑り込ませ口内を蹂躙する。
『これをすると、凄く気持ち良いみたいだ』
舌を絡めるだけでなく、歯列をなぞると力が抜けて行き、鼻に抜ける甘い声が漏れてくる。

