偽のモテ期にご注意を


「悪い、ボーっとしてた」

「今日はどうしたんです?体調が悪いのなら、帰ってもらって構いません」

「いや、体調は問題ない」

そう言って立ち上がって置鮎を見ると、ふらついていた。

「お前の方が体調悪いだろ」

「・・・そんな事は」

食欲が無いと言うよりは、忙しさを言い分けに食べていないのだろう。

沢城と上手く行ってからは少し体重が増えてホッとしていたのに。

そろそろ限界かな。

置鮎に先に帰って貰い、スマホを手に取ると沢城に電話をする。

沢城と連絡先を交換している事は置鮎には言っていない。

アイツに言うと、要らぬ嫉妬をされて面倒になるからだ。