家に帰ると、恵の荷物が部屋に運び込まれて居たが、案外少なかった。 「あれ?荷物が少ない」 「あぁ言ってなかった?一応出張扱いなの。だから、服くらいしか持って着てないの」 「そっか」 今までの家はそのままに、当分の間ここに住むと言ってくれている、その言葉にホッとしている自分がいる。 ここまでして貰うのだから、頑張らないとと決意を新たにする。