夢でないのなら、触れるはず


沖田が恐る恐る光に手を伸ばす
右手が光の首筋、左手が肩を触る

沖田の手の冷たさに
光が目をぎゅっと閉じる

「冷たい!」

「あったけぇ…夢じゃねぇんだな…」

「沖田さん」

ガバッ


沖田が光を抱きしめた

光も沖田の背中に手を回した


「お前…痩せたんじゃねぇか?」

「はい 長く寝込んでたので」

「光」

「はい」

「会いたかった」

「//////私も!会いたかったです!」


沖田からの予想外の言葉に
照れまくる光

2人の後ろ襟を引っ張り
引き離す慎太郎


「そこまで!
昼間っから、ひっつくな!
それと!俺は、あんた嫌いだから!!」


2人は、慎太郎を見て
その後、目を合わせて微笑んだ