「土方さん…また会いに来てくれます?」

「あたりめぇだろ!お前も来いよ!」

「え!?私は、もう…」

「新選組の皆がお前によろしくってうるさかったんだからな!
また遊びにくるって言ったら、アイツら喜ぶぞ!」

光の煮え切らない態度に
土方がたまらず、懐に光を引き寄せた


「言ったろ、遠慮なんかすんな!
皆、お前の兄貴でいたいんだ
いつまでも、兄貴でいさせてくれ」


静かに、声を押し殺し
光は、土方に必死にしがみつき泣いた


光をそっと撫で、泣き止むまで
ずっとそうしていた




光が泣いている間
そっと光の頭に口づけをした