「沖田さん!お願いがあります!
慎太郎を新選組に入れて下さい!」

「光は?」

「私は、刀を修理します!
それから、新選組に戻ります!」

沖田が慎太郎を見る
刀の修理に連れて行けない
もしくは、ついてこられると困る
預かって欲しいということだろうか

「その目… むかつく…」

「あぁ??」

「兄上に似てるけど、沖田さんは兄上じゃないわ!慎太郎!お世話になるんだから、あなたは、新選組の平隊士よ!
組長さん達に失礼のないようにね!」

「わかってる」

ムスッとする慎太郎に

「ふふっ私が戻るまで大丈夫ね?」

「おう」

まるで母子のようだと沖田が見守る

光が沖田に向かい

「沖田さん、私達が新選組に直接行かなかったのには、理由があるの」