女の子が告白してきたり、自分に好意を向けてきたときに働くらしい宙斗レーダーのことね。それってたぶん、現在進行形で私たちを取り囲んでいるクラスの女子たちを感知してのことだろう。
「宙斗くん、辛いかもしれないけど今日1日頑張ろう。快適ライフを手に入れるためにも!」
私はリボンを彼に差し出して、元気づけるように笑う。 彼は弱々しく頷いて、すぐにリボンを握った。
「まずはゲーセンだな」
「あ、うんっ」
私はそう返事をして、逆に先導するように歩き出した宙斗くんの姿を改めて見つめる。今日の宙斗くんはグレーのティーシャツの上から黒の革ジャンを羽織り、ジーパンにジャケットと同色の革靴を履いている。シンプルな格好なのに彼の素材がいいからか、どこか華やかさがあった。
「宙斗くん、今日もすごくカッコイイね」
「──は!?」
思ったことがそのまま口に出てしまった私を、宙斗くんがぎょっとした表情で見下してくる。
とにかく、道行く人が振り返るくらい彼はかっこいい。比べて私は一応デートということもあり、白のシフォンワンピースにベージュのヒール靴スタイル。普段なら絶対に履かないスカートとヒール靴。これでも、全力でお洒落をしてきたつもりだ。でも、彼からの感想はなにもない。というより、私に興味がないんだろうな。
「お前も、今日の服……」
「宙斗くん、辛いかもしれないけど今日1日頑張ろう。快適ライフを手に入れるためにも!」
私はリボンを彼に差し出して、元気づけるように笑う。 彼は弱々しく頷いて、すぐにリボンを握った。
「まずはゲーセンだな」
「あ、うんっ」
私はそう返事をして、逆に先導するように歩き出した宙斗くんの姿を改めて見つめる。今日の宙斗くんはグレーのティーシャツの上から黒の革ジャンを羽織り、ジーパンにジャケットと同色の革靴を履いている。シンプルな格好なのに彼の素材がいいからか、どこか華やかさがあった。
「宙斗くん、今日もすごくカッコイイね」
「──は!?」
思ったことがそのまま口に出てしまった私を、宙斗くんがぎょっとした表情で見下してくる。
とにかく、道行く人が振り返るくらい彼はかっこいい。比べて私は一応デートということもあり、白のシフォンワンピースにベージュのヒール靴スタイル。普段なら絶対に履かないスカートとヒール靴。これでも、全力でお洒落をしてきたつもりだ。でも、彼からの感想はなにもない。というより、私に興味がないんだろうな。
「お前も、今日の服……」


