「っ……どうなんだろう。本気の恋っていうのが、わからないわ」
息を詰まらせて、たどたどしく答える美代。いつもの余裕あるお姉さんではなく、恋する女の子という感じで可愛かった。
「飛鳥は、なにを根拠に恋だって気づいたの?」
「わ、私っ?」
いきなり矛先が自分に向いて、声を上ずらせる。自分のことを話すのは恥ずかしいけれど、美代の瞳が真剣で少し不安げに揺れていたので心を決めた。美代の探している答えが見つかるように、私のことでよければなんでも話そう。
「そうだなぁ……。その人のことを考えると動悸がして、ひと言でも話せると泣きたくなくなるくらいうれしくて、優しい言葉をかけられると一日中幸せな気分でいられるの」
宙斗くんのことを思い浮かべながら話していると、それだけで胸にぽつぽつと想いの花が咲いていくように心が豊かになっていくのを感じる。
「そんな魔法にかけられたら、もうそれは恋なんじゃないかな」
私の話にじっと耳を傾けていた美代は、どこか羨むように私を見つめる。
「飛鳥は……本当に宙斗くんが好きなのね。宙斗くんの話をしている間、飛鳥はずっとニコニコしてたし、優しい顔をしてたから……違った?」
「ううん、違わない」
首を横に振れば、美代は温かい眼差しを私に向けてくる。
息を詰まらせて、たどたどしく答える美代。いつもの余裕あるお姉さんではなく、恋する女の子という感じで可愛かった。
「飛鳥は、なにを根拠に恋だって気づいたの?」
「わ、私っ?」
いきなり矛先が自分に向いて、声を上ずらせる。自分のことを話すのは恥ずかしいけれど、美代の瞳が真剣で少し不安げに揺れていたので心を決めた。美代の探している答えが見つかるように、私のことでよければなんでも話そう。
「そうだなぁ……。その人のことを考えると動悸がして、ひと言でも話せると泣きたくなくなるくらいうれしくて、優しい言葉をかけられると一日中幸せな気分でいられるの」
宙斗くんのことを思い浮かべながら話していると、それだけで胸にぽつぽつと想いの花が咲いていくように心が豊かになっていくのを感じる。
「そんな魔法にかけられたら、もうそれは恋なんじゃないかな」
私の話にじっと耳を傾けていた美代は、どこか羨むように私を見つめる。
「飛鳥は……本当に宙斗くんが好きなのね。宙斗くんの話をしている間、飛鳥はずっとニコニコしてたし、優しい顔をしてたから……違った?」
「ううん、違わない」
首を横に振れば、美代は温かい眼差しを私に向けてくる。


