雨の日の夜、決して交わることない私たちは出会ってしまった




そのあと適当に学校を過ごして放課後になって如月美愛を迎えに行った。




如月美愛のクラスの扉を開けると驚いた顔でこっちを見てきたから





「早くしろ」




と言った。




特に話すこともねぇからそのまんま歩いて正門まで行くと





「あれ、バイクじゃないんだ」





と聞いてきたから





「俺のはデケェしうるさいから学校には乗ってきてねぇ。」





答えると驚いた顔をしてこっちを見てきた