まさか声に全部出てたとは・・・
「ミッキーごめんね?悪気はなかったの。
ただ、思ったことが口に出てしまっただけなの。」
と謝るとまた悠理君が
「美愛!それフォローになってないぜ?
思ったことが口に出てしまったとか、それはもうお前の本音じゃないか。見てみろミッキーの方を」
確かに、てかむしろひどいことを言ったかもしれない。
ミッキーの方を見てみると、さっきよりもさらにガクンと肩を落としてうなだれていた。
本当に申し訳ない。
でも、本当に傷つけるつもりはなかったんだよ。
もう一度、ミッキーの方を見て、ごめんなさいと謝った。
そうしたら、ミッキーはムクムクと起き上がって笑顔で
「まぁ、美愛だから許すよ!
てか、絶対に惚れさせてやるからな☆」
と言って、
悠理君が
「お前には無理だ」
というやりとりがしばらく続いた。
