(あ、そうだ)
すっかり米のセットを忘れていた。
米をとぐ…のはめんどくさいので買った無洗米を炊飯器に流し込みセットする、が…
「…………あれ?」
いくらコンセントを抜き差ししても、炊飯器はびくともしない。
どこのボタンを押してもそれは変わらず。
清貴さ…と呼ぼうとしたが、何やらさっきから電話で話す声が聞こえてきている。
なんだか中断させるのも悪いし、いつ終わるのかは当然わからない。
仕方ないので、さっき片付けたシンクの下をガサゴソと漁ることにした。
すると…やっぱりあった。高級そうな真っ黒の土鍋。
一度水を入れてみるが、どこからも水が漏れている気配はない。
よし、これで行こう。
丁寧に土鍋を洗うと、炊飯器にセットした米を流し込むように入れて、コンロの火をつける。
うろ覚えの知識を思いだしながら、土鍋でご飯を炊いてみることにした。
すっかり米のセットを忘れていた。
米をとぐ…のはめんどくさいので買った無洗米を炊飯器に流し込みセットする、が…
「…………あれ?」
いくらコンセントを抜き差ししても、炊飯器はびくともしない。
どこのボタンを押してもそれは変わらず。
清貴さ…と呼ぼうとしたが、何やらさっきから電話で話す声が聞こえてきている。
なんだか中断させるのも悪いし、いつ終わるのかは当然わからない。
仕方ないので、さっき片付けたシンクの下をガサゴソと漁ることにした。
すると…やっぱりあった。高級そうな真っ黒の土鍋。
一度水を入れてみるが、どこからも水が漏れている気配はない。
よし、これで行こう。
丁寧に土鍋を洗うと、炊飯器にセットした米を流し込むように入れて、コンロの火をつける。
うろ覚えの知識を思いだしながら、土鍋でご飯を炊いてみることにした。



